肩甲骨と代謝

皆さん寒い季節から暖かい季節となり、季節の変わり目に体調を崩されたりしていませんか?

 

今回は代謝のお話をさせていただきます。

代謝とは…食事や呼吸で体内に取り入れたものを、変化させたり、消費させたりを指します

     食べた物をエネルギーにして身体を動かす、酸素を取り入れ二酸化炭素を出すなど

     生命活動の源であり、体内で起こる化学反応です

 

人間の代謝は寒い時期に高くなり、暖かくなると低くなります。

寒くなると、体温を下げないように、体が働く為、代謝は高くなります。

 

代謝が低くなってしまうと、免疫力が低下し、感染症などにかかりやすくなってしまいます。

 

Q代謝はどうやってあげればいいの?

 

私たちリハビリ科がおススメするのは、肩甲骨体操です。

なぜ、肩甲骨なのか。

肩甲骨の周りに、体温調節をしてくれる褐色脂肪細胞があるからです。

 

肩甲骨の周りに体温調節をしてくれる細胞が集まっている為、体操をすることによって

体温が上がり、代謝が上がると言われています。

 

Q肩甲骨の体操は何をすればいいか。

 

それは、肩回しです。

ただ、単純に肩回しをするのではなく、詳しく説明させていただきます。

 

1.両手を肩に乗せます。

2.肩に手をのせた状態で、両肘を合わせます。

3.合わせた両肘を合わせたまま、顔の前まで上げます(上げられるところまでで大丈夫です)

4.上げた肘を開き、胸を張ります。

5.開いた肘を脇腹に近づけます。(胸は張ったまま)

6.脇腹に近づけた肘を体の前に戻し、肘を合わせます。

 

これを10回きっちりするだけで、体がポカポカしてくると思います。

毎日肩甲骨を動かして、病気になりにくいからだを作っていきましょう

 

 

はら外科胃腸科クリニックのリハビリ科では、毎週火曜日、木曜日に運動教室を行っています。

マッサージ療法、物理療法だけでなく、運動療法も取り入れ、痛みの根本治療、フレイル予防に

努めておりますので、ご要望、ご相談などあれば、気軽にご連絡ください。

 

リハビリ科 井上