転倒予防で健やかに
つまずいたり、足を滑らしたり、ふらついたりしていませんか?
転倒が起きることによって、骨折等の外傷から要介護状態になり、転倒の恐怖心から外出の頻度が減り、身体活動量が減少し筋力の低下に繋がります。
転倒の原因として【加齢による身体機能の低下】が挙げられます。
身体機能の低下により、バランス能力が落ちてしまい、思わぬところで転倒してしまいます。
皆さんは片足立ちで、靴下やズボンを履くことが出来ますか?
片足立ちが出来なくなっていたり、ふらついたりしてしまうのはバランス能力が落ちているのかもしれません。
片足立ちに重要となるのは、下半身の筋肉になります。
その中でも意識しないと鍛えることが出来ないのが足裏の筋肉になります。
足裏の筋肉は立っている時に唯一、地面に触れている筋肉になります。
足裏の筋肉が弱ってしまうと歩行時にふらつき、バランスを崩しやすくなります。又、歩く速度が依然と比べて遅くなったり、外反母趾になったり、咄嗟の時に踏みとどまることが出来ずに転倒にする可能性があります。
そうならない為に毎日の運動が大切になります。
足裏の筋肉を鍛える為には
- 足の指でグー・チョキ・パーとじゃんけん
足の甲側
足の裏側
- 手すりや机につかまってのつま先立ち運動
また筋力だけでなく柔軟性が必要な為、お風呂に入った際に足の裏の土踏まずを中心に足裏全体、足の指をマッサージしてあげることも効果的です。
当院では、リハビリテーション、運動教室を行っています。
一緒に足りない筋肉を補い、やりたいことをいつまでも続けられるようにしましょう。
また介護認定の為の意見書も作成しています。毎日の生活と家族のケアも出来ればと思います。
転倒を予防することで安心安全で心も身体も健やかな生活を。